ラインアップ

美しい自然に囲まれた街にたたずむモバコス学園は各種分野のスペシャリストを育成するための学園である。この学園には世界中から集まった学生が日々各々の目指す分野で研鑽を積んでいる。

今、最も注目の学科は「コスプレ学科」。
コスプレ学科は最高のコスプレを作り上げるために必要な５つの分野のコースで構成されている。

コスプレ学科における５つのコースの要素が完璧に揃った作品は、澄み切った青に光り輝くという伝説がある。
それはブルーローズと呼ばれ、学科すべての学生が目指しているコスプレの頂点である。

ファッションコース × ローズ・コルセッティーヌ・ペロ

ファッションコース
洋裁に和裁、幅広い衣装スタイルを制作する学科。ソーイングだけではなく、デザイン企画や布のパターンメイキングも行う。年に一度、モデルコースと共にファッションショーを行っている。

ローズ・コルセッティーヌ・ペロ（Rose.Corsettene.PERO）
身長153cm。世界中を旅して衣装の勉強をしているが、一番のお気に入りでしっくりくるのは東の国で生まれたゴスロリ衣装だそうな。ドジではあるが、布の裁断は鬼のように早く、かまいたちのローズと呼ばれ、恐れられているとか。

モデルコース × ノーヴァ

モデルコース
歩き方やポーズを徹底的に研究し、あらゆるコスプレのシーンに合った体型を創り上げることを目的とする。多様な撮影シーンに柔軟に応えつつオリジナリティを発揮できる人材を育成する。他コースとの合同授業が多くある。戦闘シーンなどの撮影は腕のたつ者同士実際に闘ったりもする。

ノーヴァ（Nova）
身長185cm。クールで無口だけれど、本当はとっても優しい。実はバラ星雲から修行にやってきた、宇宙をまたにかける海賊。モデル並みの背丈と容姿でポーズを決めれば周りは黄色い歓声であふれかえる。だけど、小さい頃は大好きな揚げパンの食べ過ぎてものすごく太っていた。

スタイリストコース × 河原街子

スタイリストコース
コスプレイヤーのニーズに応えることを第一に考え、ヘアースタイル、ネイル、メイクなどを施す。特に力を入れているのはへアイメイク。ヘアメイクとは芸術であり、寸分の違いが仕上がりの明暗を分ける。様々なシーンで輝くコスプレイヤーの美しさを引き出す独自性豊かなプロフェッショナルを育てる。

河原　街子（Kawara Machiko）
身長160cm。和服を愛する女の子。彼女の手に掛かれば、どんなヘアセットもお手の物。月も恥じらう風貌へと変えてくれる。業物の日本刀を使い、夜な夜なヘアセットの練習をしている。すべてはお世話になったおじいさん、おばあさんへ恩返しをするためだとか。絶対にその姿を覗いてはいけない。もし覗いたら・・・。

アイテム制作コース × 快造

アイテム制作コース
コスプレに欠かせない武器や道具を幅広く網羅し制作する学科。扱える人間が手に持てば実際に使用できるものばかりで、制作スタジオには大きな釜や鑪（たたら）がある。魔法が出せるアイテムなどは一部の魔術師の家系の者がそれらの制作を統括している。

快造（KAIZO）
身長159cm。スチームパンクな風貌の男の子。とても活発で誰とでも仲良くなれるリアル充実。大変起用で、ミリ単位の作業もお手の物。実家はB級家具屋。ガラクタをリメイクするのが得意で趣味はお菓子のおまけをよりクールに仕上げること。

写真コース × 写太郎

写真コース
人の心に残るコスプレ写真とは何か。コスプレ写真を撮影する手ごたえを感じつつ空間認識力をより高める。カメラも各々の学生で自作している。光の当て方やカメラの角度を日々研究し、撮影した写真に様々な効果を加えて一つの作品として仕上げる。

写　太郎（Utsushi Taro）
165cm。細身で内向的ではあるが、カメラをもつと大変饒舌になる。おかっぱヘアーと黒ぶちメガネがトレードマーク。大きなヘッドフォンで聴いている音楽は日常生活効果音コレクションで、何聴いているの？と聞かれると非常に困るらしい。